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レッキング・クルー~伝説のミュージシャンたち~(The Wrecking Crew!)


60~70年代のアメリカのヒットソングを裏で支えたスタジオ・ミュージシャンのグループ「レッキング・クルー」のドキュメンタリー映画です。



レッキング・クルーは端的に言うと、スタジオ・ミュージシャンの集団で、それぞれの楽器の演奏がクレイジーな腕前だったのです。


レコーディングに関わった曲のリストは









などなど、まだまだ沢山ありますが、誰もが1度は耳にした曲ばかりの超メジャーな楽曲をレッキングクルーがレコーディングしてました。


が、


レコードのクレジットに彼らの名前は掲載されてないのです。

まだまだ当時は単にトップスターのついでのバックバンドという程度の認識しかなかったのではないかと思われます。


つまり


あくまでも歌い手が主役、

演奏者は脇役、


なのです。


この時代にはたぶん多くのスタジオ・ミュージシャンが裏方として活躍して、

その中での選ばれし物(トップクラス)がレッキング・クルーだのですね。


しかし、時代が変わると共に、歌い手が楽器を持ち始めるのが主流になってきたり、個々のアーティストの演奏能力のクォリティが上がってきたり、バンドという集団が沢山でてきたりすると、だんだんレッキングクルーの仕事も激減してきて彼らの暗黒期を迎える事になります。


時代によって光り輝きながら暗い影によってさまよいはじめる、そんなレッキングクルーの様々な顔を映し出すドキュメンタリー映画です。





ただ、今でもレコーディングの際には彼らの力がもちろん必要な場合も沢山あります。


楽器はできるけど、楽譜は読めないから彼らに頼む。


楽器はできるけど、演奏の質がイマイチな為、彼らに頼む。


作曲のクォリティがあまりにも高い為、

彼らに頼む。


まだまだ、これからもレッキングクルーが必要な時代が続く事を望みます。


(2015年 アメリカ)






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